質問 ”売れ残った在庫は、どのように処理・対処されていますか?”

 

せどりに関わらず、在庫を持つビジネスにおいて
売れ残った在庫、いわゆる不良在庫をどのように扱うかは
ビジネスにおいて欠かす事の出来ないポイントです。

 

そもそも売れ残り商品、不良在庫の定義とは

これは販売スタイルや販売商品によっても
それぞれ基準が異なるようです。

新品商品や薄利高回転をメインに扱う人は
在庫を回転させる必要があります。

ですから1~2か月を経過して売れ残った商品は
不良在庫と判断して早々に値下げ、赤字覚悟で
損切りする人もいるようです。

 

中古商品やロングテール商品をメインで扱っている方は
それとは逆に半年程度の長いスパンで不良在庫の基準を
設けているようです。

どちらかと言うと私はこちらのタイプに当てはまります。

 

短期で損切りをするメリット、デメリット

発売されたばかりの新品商品は中古商品と違って
アマショウを使っての過去データの解析が出来ません。

関連記事>>「Amashow」アマショウを使えば利益が手に取るように分かる

 

つまり値動きや出品者数の増減がほとんど読めない状態なので
在庫を長期間保有すると言う事はそれだけ
値下がりのリスクが高まると言うことです。

不良在庫を早めに損切りする事によってそれだけ
値下がりのリスクを抑える事が出来ます。

また資金力が少ない場合は不良在庫で
大事な資金を寝かしておくよりも
さっさと値引き損切りしてその資金を新しい在庫に使った方が
より利益が得られると考える事も出来ます。

 

デメリットとしては損失を広げやすいと言う事が挙げられます。

アマゾンの商品価格と言うのは一直線に値下がりしたりする事はまれで
少しづつ下がったり、上がったりを繰り返して値動きしています。

何でもかんでも最安値で損切りと言うスタイルだと
十分利益が出せる商品まで値下げ合戦に巻き込まれて
損失を出してしまう結果になりかねません。

※得てして最安値の値下げ合戦は少数の出品者が
ツールを使ったり、ヒステリックに値下げしているだけの
ケースが多いです。

値下げ合戦が落ち着けばある程度、相場が上昇する事も
ままあります。

 

損切りまでの基準に幅を持たせるメリット、デメリット

中古商品、ロングテール商品、
発売されてから期間が経っている新品商品など、
アマショウでデータが解析出来る商品は
損切り期間を長めに見てもリスクは少ないと思われます。

CDやdvd等のメディア系中古商品は比較的相場が安定していますので
仕入れの際にアマショウを使ってしっかりと相場を確認しておけば
極端に値下がりして赤字になるケースは避けられるはずです。

関連記事>>アマショウを使ったCD・DVDのアマゾンランキング仕入れ基準

 

※専門書や改訂版が発行される一部の書籍等は
情報が劣化していく分、値下がりのリスクが高い商品もあります。

また、dvdのブルーレイ化等も値下がりのリスクとは言えますが…

 

先ほども記述しましたがアマゾンの相場は上がったり、
下がったりを繰り返して常に変動しています。

極端に値下がりしてしまった商品などは放置しておけば
いつの間にか相場が復活しているケースはよくあります。

つまり極端な値下げはしないでしっかりと相場を確認して
適正価格で売る事が出来ると言うことです。
基本的にこの方法だと相場が極端に変化しない限り
大きく損をする事は少ないはずです。

 

デメリットとしては当然、商品が売れるまではお金が入りません。

ですからある程度、資金力に余裕のある人、
もしくは副業でせどりに取り組んでいる方など
せどり以外に収入源のある方向きのスタイルと言えるでしょう。

 

自分にあった不良在庫、損切りの基準を

私は中古商品販売が中心でなおかつ、
運転資金にもある程度の余裕があり、
せどり以外にも収入があるので損切りまでの期間に
かなり幅を持たせている後者のスタイルです。

 

と言うか在庫は資産と考えているのでよっぽどの事がない限り
損切りはしません。

それでも6カ月、1年と言う長いスパンで見れば仕入れした在庫の
ほぼ9割以上が黒字で売れていきます。

 

残った1割は仕入れ値と同額、もしくは少しの赤字で
損切りといった具合です。

4年以上このスタイルで運転資金には困った事がないので
自分には合った基準なのでしょう。

 

しかし、私が以前購読していたメルマガの著者さんは
4か月経って売れ残った在庫はゴミと一緒なので
さっさと損切りして下さいと記述していました。

 

その基準で損切りしていたら私の在庫の多くは不良在庫で
毎回、損切り赤字の嵐だった事でしょう笑

人によって扱っている商品、販売スタイルが異なるので
全てを画一化して基準を設ける事は非常に危険な考え方です。

 

今回、説明した例はあくまでもおおよその基準でしかありません。

自分にあった基準を見つける事が利益を伸ばす重要な一歩になるので
皆さんも試行錯誤して自分にあった基準を見に付けて下さいね。

 

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