さて本についたタバコのヤニの臭いの消し方ですが
実はこれ、結構手間がかかります。

 

そして臭いが取れる場合もあれば残ってしまう場合もあります。
ですから基本的には以前の記事でも書いた通り、
ブックオフに返品してしまうのが一番無難な方法だと思います。

関連記事>>せどりの際に注意しなければならない意外な盲点

 

なんとかして臭いを消したい場合

そうは言っても1000円以上の利益が抜けそうな商品を
そのまま返品してしまうのも惜しいですよね。
そんな時は今から紹介する方法を実践してみて下さい。

 

今回、紹介するのは重曹を使った方法です。

最近は便利な掃除グッズとしても注目されている重曹ですが
天然の無機物質で「炭酸水素ナトリウム」といいます。

 

見た目は洗剤みたいな感じです。

パックス重曹F 2kg

※重曹とは何ぞやって方の為に…。
知ってる方は飛ばして下の欄までどうぞ。

重曹とは実に様々な特徴から幅広い用途があります。

①研磨作用
やわらかい結晶なので鍋のコゲやサビなどピカピカに研磨します。

②中和作用
弱アルカリ性なので脂や汚れなどの脂肪酸を中和させる働きがあります。
脂肪酸を中和させる事により汚れを水に溶かします。

③軟水作用
重曹を溶かした水はナトリウムを沢山含んでいるので
脂汚れに高い洗浄効果を発揮したりお肌に保湿効果をもたらしてくれます。

④消臭・吸湿作用
不快な悪臭を中和します。一般的な芳香剤はより強い香りで
においを覆い隠すのですが重曹は悪臭を吸収します。
そのために匂いそのものがなくなります。

⑤発泡・膨張作用
小麦粉でパンやケーキを作る時に膨らませます。

 

この記事を書くにあたって少し重曹の事を調べたんですが
重曹すごすぎじゃないですか?笑

研磨や汚れを落としたり匂いを消したりする作用を持ちながら
一方でお風呂に入れたり飲んだりケーキに入れて
膨らませる事まで出来るなんてそんな物質世の中に存在するんですね笑

 

実際に臭いを消す方法

閑話休題、話が横道にそれました汗

様々な用途に使えるこの重曹、今回は④の消臭・吸湿作用を利用します。

 

①まずはタバコでヤニ臭くなった本をビニール袋に入れます。
袋に入れるだけで封はしません。
※大きさ的にも資源節約の為にもブックオフの袋を利用するのが一番です。

②もう一枚の袋に重曹を大さじ1~2杯ほど入れて
先ほどのタバコ臭い本を入れた袋を入れます。
※つまり袋を2重にして内側に本、外側に重曹となるようにします。

③内側の袋は封をせず外側の袋にだけ封をします。

④2~3日ほど寝かせます。

⑤あら不思議!
たばこのにおいが消えて無味無臭の本の出来上がり!

 

大体、この方法でタバコのにおいを消す事が出来ます。
皆さんもタバコ臭いけど返品するにはもったいない本を仕入れた際は
ぜひ一度この方法を試してみて下さいね。

 

もしそれでもタバコのにおいが消えなかったらどうするかって?
そんな時は大人しくブックオフに返品すればいいだけの話ですから…。

 

実はこの方法でもにおいが取れない場合は更に強力な方法があります。

関連記事>>新聞紙を使って古本についたヤニの臭いを消す方法

 

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