年が明けたと思ったら2014年もあっという間にひと月が経ち
気が付けばもう二月ですね。

せどりに関わらず小売業にとって二月は一番、
売上があがりにくい鬼門の月です。
年末からせどりを始めた方は特に注意が必要です。

 

なぜ、二月はせどりが厳しい月なのか?
その原因と対策について今回は考えてみたいと思います。

 

二月にせどりの売上があがらない理由

まず第一に二月は他の月に比べて日数が少ないという
理由が挙げられます。

他の月は30日~31日にあるのに二月だけはわずか28日、
4年に一度のうるう年でさえ他の月よりも日数が少ないです。

それなのに家賃や携帯、ネット代など、月極めで契約している料金は
日数が短くなるからと言って割安になる訳ではありません。

つまり実働日数は少ないのに経費は安くならない、
これが売上が下がり利益が減ってしまう原因の一つです。

 

二つ目がクリスマスやお正月など散財しがちなイベントが
経過した後でほとんどの方がお金を浪費するのに慎重になっています。

一応、バレンタインデーと言うイベントもあるにはありますが
そこまで大きな需要はなく、あったとしても
チョコレートやアクセサリー等、限定的です。

せどり的にはほぼ無関係の重要と言って間違いないでしょう。

 

また、新社会人や新入学、転勤など4月に環境が大きく変わるイベントが
待ち構えている事も多く、それに備えて貯えを残す人も多いです。

 

せどり初心者は特に注意が必要

上記の理由からせどりに限らず、小売業にとって
二月は大変厳しい時期と言われています。

 

特に年末からせどりを始めたせどり初心者の方は注意が必要です。

11月の終わりから1月の半ばまでのいわゆる年末、年始の時期は
せどらーにとって最も稼ぎやすい時期です。

初心者の方でも特に何も考えずに仕入していても
勝手に高値で売れていく、稼ぎやすい時期だったはずです。

商品がどんどん売れていくので新品、中古品に関わらず
全体的に品薄傾向になりアマゾン相場が上がっていたので
利益が出る商品も見つけやすかったはずです。

 

しかし、1月の半ばも過ぎた辺りから一転して
商品が売れにくくなりそれに比例して値下げ競争が
始まっている商品も多く見かけられるようになってきました。

つまり年末商戦のように強気な仕入れを繰り返していると
値下げ競争に巻き込まれて泣く泣く損切りで
安売りせざるを得ないケースが出てきます。

特に薄利多売で回転率重視で資金を回しているような方は
売上がガタ落ちして資金繰りに悪戦苦闘する事も多いので要注意です。

 

ですから仕入れ出来る数が少なくなったとしても2月はいつも以上に
仕入れ基準を厳しめにした方が損をする可能性を抑える事が出来るはずです。

 

 

今年は消費税増税という一大イベントが…

と、ここまでは例年に限った話…

今年は4月に消費税増税が控えているため
増税特需が期待できるはずです。

前回の消費税増税前の月は例年の同じ月に比べて
1,5~2倍程度の売り上げ増が記録されたと言った記事も見かけました。

2月の終盤から3月にかけて前回のような増税特需が
期待出来るはずなので今から強気に仕入れるもアリかもしれませんね。

 

ただ、その反動で増税後は一気に売り上げが減少して
値下げスパイラルに落ちいる可能性も考えられます。

ロングテールの商品はあまり狙わず回転率重視で
出来るだけ3月いっぱいで売り切る位の気持ちで仕入れるのが
得策ではないでしょうか。

 

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